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頑張るコスト・楽をするコスト

若い頃によく頑張りどころを間違えてしまい、空回りしてしまい、失敗してしまい、周りに迷惑をかけてしまい、笹を食うしか無くなってしまったことが何度もあった。

楽をする罪悪感の正体

楽をしてもいいじゃない 人間だもの みつを

日本ではなぜか苦労は美談とされる事が多い気がする。そのせいか自分の過去の苦労を共有したいという衝動に駆られてしまう。後輩たちにも失敗をする権利があるのだ。でも、加保護になってしまい、老婆心とやらを…いやいや、変に歳を取りたくないですね。

すこし脱線すると、関東人は良いものをいかに高く買ったか?という見栄を張るのに対して、関西人はいかに安く買ったか?(良いものではないケースもあるので…)を自慢する、といった様な違いがあると言われる。はたまた学生たちが試験前に「全然勉強してないわー」と予防線を張っておいて実はガッツリ予習していて、それを聞いて「俺も俺も。よかった。安心した」と言っている人を突き放して良い成績をとって出し抜いたりとか、どうやら日本国民の心というものはとても複雑だ。

話をやや戻すと、とある新入社員が加入するまで手作業でデータ入力したり計算したりしていた作業をVBAマクロで自動化したら怒られたという都市伝説もある。その会社ではたぶん「苦労をするのが仕事」なのだろうか。苦労してお金稼ぎするのと、楽をしてお金稼ぎをするのと、恐らくどんな新米経営者でも「楽をして金儲けしたい」と思うはずである。しかし、それが許されない雰囲気なのだろうか、そんなに苦労したければ今すぐに住んでいる賃貸住宅の賃貸契約を解約してどこか山奥にでも移住して仙人にでもジョブチェンジしたらいくらでも大好きな苦労ができるんじゃなかろうか。

長々と書いたけど、楽しようよ。で、楽する方法をみんなで共有しようよ。独り占めしたい人には何も言わないけど、少なくともあなたが苦労中毒者たった場合に部下たちが不幸になるよ。本当は部下たちは仕事が終わってるのに気を遣って帰れないよ。あと、若者たちは仕事が終わったらとっとと帰ろう。

同期がなかなか仕事が終わらずに残業しているかもしれない。手伝ったりすると喜ばれるかもしれない。でも、毎日手伝うとお互いにとって良くない。残業を減らすための施策を練れていない同期はあなたに気を遣い病んでいくかもしれない。あなたはあなたでストレスを溜めるかもしれない。例えばその同期が上司に「自分の力不足で申し訳ないけど仕事がさばけないから量を調節してほしい」と相談するだけでも良い。それを無視する上司なら全力で捨てて逃げれば良い。ということがわかればよい。そして逃げろ。

そう、楽をするときの罪悪感の正体は「遠慮」なんじゃないかと。

楽をするコスト

それはたぶん「プライド」だと思う。恥を忍んで自身の限界や限度を知り働く。今まで獲得してきた成功体験が新しい仕事では再現できない。でも、今までの成功パターンで難なくこなして来たという自信・プライドがあるからきっと成功するはずだ!と、毎回過去の成功体験がフラッシュバックして麻薬のようになる。でも、うまく行かない。つらい。

あえて距離をおいてみるというスキルもある。気分転換とも言える。とにかく楽をして結果を出すためにプライドを捨てることは結構大事なのではないかと。しかも不思議なことにプライドを捨てられると、それ自体に対する自信、自分は結果を出すために自分を変える事が出来た!成長した!という新たな自信を持たせてくれたりする。

苦労は楽の母

楽できた時の達成感があるから辞められない。楽をした分、他のことでまた苦労をする。また苦労して楽をする方法を編み出す。たぶん一般的にこのフローこそが苦労だと思われている可能生がある。そうなると楽する方法を知るためには苦労を知る必要があるのだ。苦労をしている原因を知るために実際に苦労をしないとわからない。原因と思しき何かを仮説検証していく。

忙殺されるということ

経営者にはドMが多いと言われている。忙しい自分が好きなのだ。小さな会社で社長がいつまでたっても帰らなくて、自分の仕事は終わっているのに帰りにくいなんてことないだろうか?心配は無用でそこまで忙殺されている人間は部下であるあなたにそこまでかまっている余裕などないのだ。なので「お先に失礼しまーす」と言えば「おつかれー」となりやすい。逆に「俺がまだ頑張ってるのにおまえは!」と言われたら全力でスタッ○サービスに電話しよう。

本当に楽できたら「楽しく」なるけど危険

そのまんまだけど。仕事が楽しくなってしまってずっと働いてしまう。家庭を顧みずに仕事して奥さんに三行半を突き付けられやすいパターンだ。それとメンタルで言えば躁鬱を繰り返していて、この状態は「躁」の状態である可能性が高い。ある日突然なんらかのことがトリガーになって深めの「鬱」に落とされやすい。そういった感じでできるだけ客観的に自分の状態を定期的に認識しながら働かないといけないなーと、最近お話をしたファシリテーターの方からも言われた。しかし、このバランスをコントロールさえできるようになってしまえば本当に無敵な人間になれるのではないか?と最近思うようになってきた。

ということなので早く喘息治まれーー

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テモナ株式会社でSenior Developerをやっています。

えっ、そんなに良かった?
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不死身のトキモト

喘息・椎間板ヘルニア・便意と戦う技術系おっさん。技術系はQiitaとかに書いてます。 https://qiita.com/tokifuji
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